輝く女性たち ~どう見極めますか?タイミング~

 

女性の人生に散らばるたくさんの分岐点。いくつもの選択をしてきた会員たちが、自分にとっての「タイミング」を語りました。座談会の様子をレポートします。

 

 

決めるのは自分

-みんなはどういうときに「今がタイミングだな」って感じてきたの?

 

さちえ

私は産後、保育士として復帰したけど、一度母親目線を知っちゃうと、保育の現場の実情と、「自分がこうしたい」っていう想いとのギャップを感じるようになってつらかったのね。で、病気になって1年休んで、その間に思い切って見切りをつけて、自分のスタイルでやろう!って決めたの。

 

みわこ

私はヨガインストラクターの勉強中だけど、見切り発車ができないタイプだから、実はすごく不安。でもきっかけはやっぱりプリズムなの。「やりたいな」とおもうことを話せる場があって、そしたら「いいんじゃない?やってみなよ」って言ってくれたり、やってみて失敗したときに相談できる人たちがいることで、「あ、できるかも」って。

 

さよ

私も2人目を産んで、どうやってこの子におっぱいをあげながら自宅サロンを続けようって悩んでいたときに、ある人から「とにかくやってみれば」って言われたのが大きかったな~。

 

ちなつ

私はみんなに反対されてた(笑)。でもたったひとりだけ「あなたなら大丈夫よ」って言ってくれたのがお姑さん。運気が悪い時期なことも自分で分かってたけど、その言葉で踏ん切りがついた。

 

-誰かに言われたことでストンと抜けたりするってこと?

 

ちなつ

う~ん、確かに背中を押してくれた言葉ではあるかな。

 

さよ

でも始めるもやめるも、最後に決めるのは結局自分だよね。まわりに流されるんじゃなくて。

 

一同

そうそう。

 

 

「動けない時間」も大切

-例えば子どもの入学とかをタイミングと考える人もいるよね。でも実際には環境が変わっても、自分の気持ちは準備できてないってときもあると思わない? 

 

りこ

経済的にとか、無理にでも動かなきゃいけない状況じゃないのなら、「動かなくてもいいや」って開き直ることも大切だと思うけど。

 

みわこ

でもまわりが輝いてくるのを見てると、「なんで動かないの?」って言われるのが怖かったり。

 

ちなつ

自分のプライドもあったりするから、もがいちゃうんだよね。でもそこからポーンって抜けたときに自分らしい何かが探せるんだと思うから、もがくときはもがいてもいいんじゃない?

 

りこ

「動かない時間」ってのも大切でね。ネジまきおもちゃと一緒。ちょっと巻けば前進できるんだけど、それだとすぐ止まっちゃうじゃない。でもギュ~ってしっかり巻いたらどんどん進めちゃう。動けないときはそのエネルギーをためてると思えばいいんだよ。

 

ちなつ

いいこと言う!(笑)

 

 

「この子のおかげ」と思えたとき

-結局、タイミングに正解も不正解もないのかもしれないね(笑)

 

さよ

私は自宅サロンを始めて、さあこれから!ってときに2人目の妊娠が分かったから、正直「なんで今?」って思ったけど、フタを開けてみたら、そのタイミングでこの子が来たことにはすごく意味があったの。子どもがいるから頑張れるっていう自分の原点を思い出せた。

 

みわこ

実は私も、再就職の内定をもらった矢先に下の子を授かって、結果的に家庭にとどまったんだけど、それによって今すごくいい時間を過ごせているから、ああ私のタイミングはあのときじゃなかったんだな~って思っているの。

 

りこ

まさにそれが答えじゃない?「子どもがいるから~できない」じゃなくて、「この子が生まれてきたおかげで」っていうプラスの気持ちのほうが自分の中で大きくなったときが「タイミング」。

 

一同

あ~!それだね。

 

りこ

確かに出産によって制約が増えるのは絶対的な事実。でもそれよりプラスの受け止め方のほうが自分の中で大きくなったときにこそ、気持ちに余裕を持って何かを続けていけるんだと思うな。

 

 

 

 

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