トークショー キラキラママのワーキングスタイル

 

 

■開催日:2012年2月26日

■会場:中央公民館 第1会議室

■主催:おやこの広場・ほこほこ

■パネリスト:北園絹代、福廣早代、河野雅子(プリズム会員) 

■ファシリテーター:田頭あやこ(プリズム代表)

 

開催レポートとともに、会員に聞いた「キラキラママの極意」をご紹介します!

 

 

きぬよさんは、子どもを保育園に預けずにヨガサークルの講師をしているんですよね?

きぬよ

最初はお友達が集まって自宅でスタートしたので、まだ入園前だった次男も普通に一緒だったんです。で、三男出産後も、みんなが「やってほしい」と言ってくれたので、「授乳やりながらでいい?」なんて言ってまた始めたら、赤ちゃん連れのママたちが「先生もおっぱいあげてるなら私たちも来やすい」って、口コミでたくさん来てくださるようになって。三男も一緒になって遊んでいるかんじなので、自然な流れで、全く保育園ということを考えずに来ることができましたね。むしろ三男がひきよせてくれたみたい。

 

子育てしながら大変だと思うのですが、なぜ仕事をするのでしょう?

さよ

仕事は、伝えたい想いや自分自身を表現できる場。仕事のヒントを子どもからもらえて、仕事で得たものを家族にも還元できて…全部がプラスにまわっていくから、おもしろいしやめられない!(笑)

 

まーさ

好きなことだからこそ、仕事も子育ても家事も全部前向きになれるよね。好きなことを仕事にできるって、ほんと女性として幸せだと思うから、家族にも自然にありがとうっていう気持ちが生まれるし。

  

きぬよ

 必要とされるって嬉しい。喜んでくれる人たちがいて、一緒に子育てを楽しめる仲間が増えるのは何よりの財産かな。

  

まーさ

私、独身時代は完璧主義で、つきつめすぎてキツかったりもしたんだけど、アロマを知ることでそういう考えを手放すこともできたし、例えばちょっとお部屋が汚れていても「しょうがないや」って、それも自分と思えるようになったから、今自宅サロンをやれてる。むしろお客様を迎えるのに常にお掃除が必要なので、きれいが維持できるし(笑)

 

きぬよ

「こうじゃなきゃいけない」とか「子どもがいたら無理」とか考えると先に進めなくなっちゃうもんね。「ありのままでいいや」って受け入れないと。

 

さよ

私も自宅サロンをスタートした矢先に2人目のに妊娠がわかって、やれるのかな?って悩んでた時に、プリズムのトークデーに初参加したら、「えっ、やればいいんですよ!」ってどっしりと言ってくれた人がいて。「そっか、いいんだー」と思って一歩踏み出してみたら、うちと同じくらいの子のママたちが来て、子ども同士のつながりもできた。今は「あのとき踏み出してよかった!」と思うの。頭で考えたら絶対無理なんです。おっぱいのこととか、泣いたらどうしようとか…。でもいざ蓋を開けてみたら「泣いたらおんぶしながらやればいっか」って思えちゃう(笑)

 

今の仕事を始めたきっかけを教えてください。

きぬよ

 私は1人目の子育てがきっかけ。4か月で10キロもあって夜泣きもひどかったので、抱っこが続くと吐き気や頭痛がして、針に通うくらい体がきつかったんです。そんなときになんとなくヨガをやってみたら、みるみる体がほぐれて、心もラクになった。これをみんなにも伝えたいなーという想いが出てきて、本格的に習い始めました。  

 

さよ

 私は、長男を産んだときに、微弱陣痛で最後は助産師さんにお腹を押されて子どもが出てきので、自分の力じゃないみたいで、すごく悔しかったんですよ。そのあと自分の体のことをちゃんと知りたくて、子育てママ向けの「骨盤塾」というのに参加したら、これがすごくおもしろくて! 次産むときは、絶対に自分の体を整えてから産むぞ!と思って、その骨盤塾の先生のところに弟子入りをしたの。自分が「講座に出てみよう」とちょっと動いたことでご縁ができた。人との縁を楽しみながらつないでいくことは、子育て中でもできるんじゃないかな。  

 

まーさ

 私もバリバリ働いてた時代もあったんですけど、3人目出産後に鬱になっちゃって。心療内科にも通院したけど、薬の副作用で10キロくらい太ったり、身体にも負担がかかってきて、ああどうしよう…と思ったときに、アロマに出会ったんです。1本のラベンダーの香りに「あ、これ!」と思ったのがきっかけで今の先生に出逢って、2年半かけて資格を取りました。それによって自分を癒せたし、今こうしてお仕事にもつながって、結局すべて自分の人生に必要なことだったのかなーと今は思います。  

 

さよ

 その時々で、必要な流れなんだよね。悔しかったり苦しかったりっていう想いがあったからこそ、乗り越えて行けたり共感できたり。  

 

きぬよ

 初めて子育てしてるママたちが来てくれたときに、少しでも気持ちに寄り添ってあげられたり。そういうことにちょっとでも役に立つのなら、無駄じゃなかったと思えるよね。

 

最後に、キラキラママの極意を教えてください!

きぬよ

 キラキラママとか申しわけないんですが・・(笑)、でもやっぱり「母は太陽」かなと。お母さんが暗かったら家の中も暗くなっちゃうんで、私は「自分が幸せなら家族も幸せ」と思ってます(笑)。だからいつも自分がハッピーな状況を作るようにしてる。ヨガでみんなが元気になるのを見て私も元気になり、そんな私を見て家族も元気になる、それでいいんじゃないかな。自分が笑顔でいられることをやって、皆さんもハッピーになりましょう!

 

さよ

やっぱり、お母さんが楽しんでるのが一番だよね。そのためにやりたいことがあれば、自分の意志を貫いていいんじゃないかな、と思います。この間聞いて、いいなと思った言葉が「意志は技術を凌駕する」。技術はあとからでもついてくるから、結局は意志を強く持った人の勝ち! あとどんな状況でも感謝の気持ちを忘れないことが大切かな。

 

まーさ

毎日の楽しいことの積み重ねが、楽しい幸せな未来につながっていくんだと思うんですよね。だから「今我慢すれば」ではなく、「今を楽しむから明日も楽しい、もっと楽しくなっていく」という想いで、ぜひ毎日過ごしてほしいです。子どものためにじゃなく、自分が楽しいからやってあげてるよ♪というかんじでね(笑)

 

【パネリスト】

(左前)きぬよ(ヨガインストラクター)

小学校3年生・年長・1歳の男の子3人のママ。子連れママのためのヨガサークルをワンコインで行っている。子どもは公立幼稚園に通っているので、活動時間は14時のお迎えまで。

 

(右前)さよ(整体師・リフレクソロジスト)

5歳男の子・2歳女の子のママ。子どもは保育園に預け、子育てママやプレママのための、整体&リフレのケアルームを運営。リフレやからだの講座なども行っている。

 

(右後)まーさ(アロマセラピスト)

高1・中2の女の子と小3の男の子のママ。自宅の一室でアロマセラピーサロンを開いているほか、長男の友人たちを集めてサッカーサークルを運営している。

 

【ファシリテーター】

(左後)あやこ(プリズム代表)

4歳の男の子のママ。民間企業の管理本部に勤務。ママの起業、両立、自立の応援がライフワークで、「わたしスタイルカフェ」やママが私らしくいられる講座などを行っている。

 

 

「親子のひろば・ほこほこ」さま

このような機会をいただき、ありがとうございました!


プリズムメンバーに聞きました。キラキラママの極意とは?

さちえ

決断と気づき。やってみてダメならば軌道修正していく。それに気づけるような感性も磨いていく。家族にも子育て支援の仕事でもポンと背を押してあげられる人でいたい。

もとか

「自分の小さな一歩を認めてあげること。」ボランティアに参加したとか、公民館の講座に出たとか・・なんでもいい。その一歩分だけ自分を好きになりましょう!その積み重ねが自信になって、いつか自分を輝かせると信じています。 

ちなつ

甘える勇気・ゆるす勇気・・かな。ひとりでは何も出来ない、けど沢山の力を借りると達成出来る!そしてわたしからも少しずつ返していく。家族もそうかな!沢山甘えます、それが絆になる。仕事スタッフにもそう思ってます(笑)

りこ

ママになった以上、子供が最優先。でも、○○ちゃんのママということだけでなく、自分がどうあるべきかを考えて、夫も含めて1歩ずつ歩んでいけるのが輝くママではないかと思います。子供も夫も自慢できるママであり嫁である女性を目指しています。 

ゆきこ

自分の想いを家族のためとしまわずに、大事な家族と同様に自分も可愛がろう。環境が整わない時は亀の歩調でOK♪ それが結局一番家族を幸せにする気がするのです。家族それぞれが自分を可愛がる人生を、が私の目標です。 

かなこ

キラキラママ・・子どもたちが聞いたら怒るかも(笑)。宝物なはずの彼女らを前にキレて怒って、いまだママ業模索中。ただひとつ決めているのは、ありのままの自分でいること。ママである前にひとりの人間。どんな役割を背負っても、自分らしく、いたいな。 

 

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